商品開発者向け 分析プラットフォーム
ベトナム市場のリアルを分析
プラットフォームデザイン
ベトナム市場においてトップの売り上げを誇る食品メーカー。消費者のデータ構造を分析・活用するプラットフォームの企画設計を支援した。
消費者視点の商品開発のために
ベトナム市場でも、作れば売れた時代は終わり、消費者が多くの商品から選択する時代をむかえており、競合他社との差別化や、消費者のニーズを捉えた商品開発など、消費者視点のマーケティング戦略が不可欠となっていた。 クライアントである食品メーカーにおいては、マーケティングツールやアプリケーションの整備がまだ十分ではなく、各データの取得に時間がかかってしまい、商品開発に消費者の嗜好性を反映することが難しい状況にあった。
現地へ赴き、徹底的なユーザーリサーチ
ベトナムの実情を深く理解することが重要であると考え、現地のライフスタイルやお金の使い方、利用している端末やアプリケーションなどについてユーザーリサーチを実施。現地の方々の生活や文化、行動の理解と共感に努めた。
さらに、お客様が抱える課題を抽出するため、現地スタッフへのグループインタビューを実施。関係する部署のメンバーが把握している課題感を洗い出した。さらに全部署の方々を巻き込み、部署を越えたスタッフが挙がった課題に共感し、解決方法の検討に取り組めるようプロセスを設計した。
その後、実際に分析プラットフォームを使うユーザーのペルソナを設定し、カスタマージャーニーマップにより新しい業務プロセスを可視化。合計3日間のワークショップを通して、分析プラットフォームに必要な機能やシステム、活用しやすいインターフェイスを設計した。
さらに、お客様が抱える課題を抽出するため、現地スタッフへのグループインタビューを実施。関係する部署のメンバーが把握している課題感を洗い出した。さらに全部署の方々を巻き込み、部署を越えたスタッフが挙がった課題に共感し、解決方法の検討に取り組めるようプロセスを設計した。
その後、実際に分析プラットフォームを使うユーザーのペルソナを設定し、カスタマージャーニーマップにより新しい業務プロセスを可視化。合計3日間のワークショップを通して、分析プラットフォームに必要な機能やシステム、活用しやすいインターフェイスを設計した。
深い共感を得て、ゼロから伴走する
それまでデータ分析をすることなく、個人の感覚に頼りながら行われていた新製品の企画。このプラットフォーム構築により、既存のデータを活用し、デジタルでの企画アイデア共有が実現したことで、より消費者のニーズに合った商品開発が可能になった。
分析プラットフォームの開発は、クライアントにとっても初めての試みであり、どのようなシステムが必要なのか、何から始めたらよいかわからない状態であったが、関係者全員が解決すべき課題に共感を得てプロジェクトを進めることにより、部署ごとの課題が線で繋がり、メンバー全員の結束力の向上に寄与することができた。
分析プラットフォームの開発は、クライアントにとっても初めての試みであり、どのようなシステムが必要なのか、何から始めたらよいかわからない状態であったが、関係者全員が解決すべき課題に共感を得てプロジェクトを進めることにより、部署ごとの課題が線で繋がり、メンバー全員の結束力の向上に寄与することができた。
Credit
- SERVICE DESIGN CONSULTING
- Takehiro SUENARI
- ART DIRECTION
- Kota ISHIDA
- UX DESIGN
- Nozomu NITTA
- TECHNICAL CONSULTANT
- Nobuyuki NISHIGAKI
- RESEARCH
- CREATIVE SURVEY